アフリカ大爆走(7)
2003/12 - 2004/01
一夫多妻 黒人の王国 / スワジランド (エスワティニ)
レソトとは違う 南アフリカの隣国 ダーバンからヨハネスブルクに行くつもりが、バスの日程が合わなかったこと。電車は到着するヨハネスブルクの駅が治安が悪すぎるので、困っていた。とりあえずダーバン空港に移動して、レンタカーオフィスを訪ねると、オートマの車があったので借りて、ズールーランド経由で、スワジランドに行くことにした。 スワジランドの南から入国。農村地帯が広がり、昔ながらの集落が点在していた。
首都ムババネのバスターミナル。ショッピングセンターの隣です。ここいらは南アフリカみたい。黒人の国とはいえ、経済は南アフリカに依存する国で酷似。レソトと違って特色がありません。
バスターミナルにつながる橋を撮影したものです。見てください!スロープになっているでしょ。日本だったら階段ですよ。あるいは横に手すりスロープ。スワジランドでは南アフリカの影響か、ユニバーサルデザインになっています。見習うべき。ショッピングセンターの駐車場にもスロープがありました。素晴らしい!もちろんエレベーターもついています。複数のルート。いいですね。まさかスワジランドで、こんなにバリアフリーが配慮されているなんてビックリでした。
サファリ 首都の観光案内所に行くと、働いてなかった。閑散としていた。それもそのはず、記帳を見ると、1日平均2組ぐらいしか訪問されていない。その観光案内所で、ようやくスワジランドの地図をゲット。それまで世界地図で運転していたのだ。観光名所を教えてもらうと、ムカヤ・ゲームリザーブが一番と教えてくれた。
早速、レンタカーを走らせて入場。25ランド(4000円)なり。2時間のガイドを雇いました。50ランド(8000円)なり。雇わないと運転できないのだ。仕方ない。
このサファリには、象が9頭いる(飼われている)。ムカヤはサファリといえども、でっかい自然の動物園と同じ。動物は保護のもと飼育されています。
高いガイド料なので、流石にキッチリ見れます。水浴びを楽しんでいました。象が通った後は一目瞭然です。木々が荒れている。食い散らかした後は豪快です。14年間働いているガイドが面白いことを教えてくれました。「象は1日に20分しか寝ない。巨体なので、起きているときは食い続けなきゃならないから」
続いて、ライオンさん。期待したのに檻の中だった。ぐすん。まあ目の前で見れるのだけどね。4頭いますが全部メスだった。豪快なオスは、南アフリカに売られていったとのこと。高く売れるんですかね。ガイドがまた教えてくれました。「ライオンは、一回に40キロのインパラ(鹿の一種)を食べることがある」 すごいっすね。
ビッグファイブの一つ。サイも見ることができました。5頭が飼われています。野ざらしなので近づき放題。サイは、白サイと、黒サイの2種類がいるが、ここにいたのは白サイ。色が違うわけでなく、微妙に体型が違うのと、性質が違う。ガイドの説明によれば、「白サイは同じ餌場を行き来する。黒サイは餌を求めて移動を頻繁にする」 とのこと。間違っていたらゴメンね。
左写真は、サイのうんちです。でっかいです。いっぱい草を食べているからね。うんちが多いのは自然の証拠です。右写真は、サイのおしっこです。ビールみたいに泡になっていたので不思議に思っているとガイドが教えてくれました。すごい勢いで出て泡になっているのでしょうね。でっかいです。
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