もう一つの日本へ(6)
2003/07 - 08
大農園 / ブラジル
アシェンダ 中学のとき、地理の授業で、ブラジルのアシェンダ(大農園主)というのを習った記憶がある。かの地には、でっかい農園があるんだと。アルゼンチンでは馬に乗って、牛をいっぱい飼っていると。隣町ブラジルのコロネルサプカイアに小さいながらも日系人コミュニティがある。その人たちが中心となって日本語学校が運営されている。彼らが週末、パーティを開くというので、カオリちゃんと一緒に参加させてもらった。
どこまでも続く小麦畑と牧草地。ガタガタ道を揺られながら1時間。ようやく到着。見渡す限り農園。辺りに家はない。もちろん自家発電。防犯のため鉄条網で家は守られている。
ブラジルで人が集まれば、シェラスコパーティ。肉がめちゃうまい。このときは、人工池で飼っている鯉を釣りでつりあげて(誰も釣れなかったので、結局、網で採った)、鯉の刺身と、ホイル焼きも、メインディッシュに追加! どれも新鮮です!最高のロケーションと、最高の料理。大自然! 味付けも日本テイストで、バッチリ。
子ども達は、裏庭でサッカー。大きな家です。すごいです。よくぞこんなでっかい農園を経営するものです。四方に家は見えない。敷地面積忘れたけど、10平方キロメートルよりでっかいのは確かです。でも、彼らによると他のブラジル(マットグロッソなど)には、桁違いにもっとでっかいんだって。へぇ~。 大牧場 日本語を話せない日系3世マコちゃんが経営する大牧場に連れていってもらった。20名ほど集まって、マコちゃんの誕生日を祝うパーティが開かれた。
その大牧場を見て、愕然とした。何頭、牛を飼っているのかをたずねると、5000頭以上とのこと。豪農です。日本じゃ有り得ないっしょ。ブラジルでも相当の規模でしょう。すごすぎます。桁外れ。マコちゃんは、大牧場主ということもあってモテたそうです。きれいなブラジル人の奥さんをゲットしていました。
大きな大きな家にある、お手製のパーティスペース。もちろん、シェラスコを焼く釜も完備。お手洗いも完備。なんでも自分で作っちゃうなんてすごい。
牛は食べ放題。とてもじゃないけど食べきれない。こんなにたくさんの牛肉を食べたのは生まれて初めて。また味が良いのってなんの。焼き加減。肉質。塩だけでシンプルな味なのに美味なんです。まあ牧場だから新鮮な牛だしね。マッチョなブラジル人が、牛を焼いてくれました。オブリガード!シェラスコ最高! |