リベンジ 南太平洋 (1)
2019/07
巨体の人々 / サモア
訪問国を増やす旅 一人夏休みは、南太平洋の未訪問の島国へ。170ヶ国目。サモアは、ラグビーが好きな人には知られた国。格闘家も多く輩出。丸太のような腕をした男達。タトゥー文化。人口20万人。首都アピア空港は、中国の援助で2018年に改築。とてもきれい。ブリッジ2つあり。驚いた。バリアフリー完璧で嬉しいが、借金返済できるのか心配。 空港から市内へ、タクシー60タラ(3000円) 1時間弱。パシフィックゲーム(太平洋諸国のスポーツ大会)が前週に開催されていたので、お祭りの雰囲気が残る。平和な町。優しい穏やかなスローライフ。 ホテルから、街の中心部へと歩く。車いすで歩くには道路が悪い。バスターミナル周辺に人が集まる。基本、優しい人々だが、中心部には募金を募る詐欺師もいた。すぐに撤退したけど。 のんびり、優しい人々。町を歩いていると気軽に声をかけてくれる。女性も大きい。130キロぐらいのキャピンクルーもいた。巨体の国だから普通トイレのドア幅は75センチあった。車いすがそのまま入る。日本だと55センチとかで車いす(幅60センチ)が入らない。 バスターミナルでは、チキンパン? 同じものを売る売店が7-8つ。隣の魚市場は最高。もしサモアに在住するなら、魚中心の生活になるかも。塩焼き、煮つけ、刺身、唐揚げ。キハダマグロ、カツオ、タイ、タコ、ロブスター、カワハギ。知らない魚も多数。どれも美味しそう。
中心部は歩道が綺麗に整備されているが、他は歩きにくい。ビール瓶が割れて散乱しているのが、嫌だ。パンクが怖いので慎重に歩く。
サモアでは、やたらに教会が目立つ。カトリックが多いが、それ以外の宗派も多数あるらしい。日曜は安息日となったり、敬虔なキリスト教徒が多い。市内中心部にも大きな教会が多数。タクシー運転手によると、開拓時代、教会が地元民から二束三文で土地を購入したらしい。首都アピアの多くの土地が教会所有。教会が町の多くの土地を所有しているのだとか。パシフィックゲームで多くの選手が滞在していたが、それも教会が作った寄宿舎での滞在がメイン。一番豊かなのが教会かもしれません。
首都アピアは小さい町。2時間もあれば廻れる。中心部から歩いて10分。有名なビーチ「パロロ・ディープ」へ。 入場料は、5タラ(250円)。車いす一人なので海に入るのは難しい。屈強な人がいたらお手伝いを頼もうかと企んでいたら、管理人はおばちゃんと子供だけ。私以外の客は、女性2人組のみ。海を眺めるだけで終了。
サモアで気づくこと。各家庭のゴミ回収箱が空中にある。動物がゴミを荒らすのを防ぐのに有効。なかなか良いアイデアです。 旅の楽しみ、食事 夕食は、ホテルのバーレストランにて。フィッシュ&チップスを注文。まずい冷凍を揚げただけ。20タラ(1000円)。生ビール4タラ(200円)。南太平洋、飯は期待できません。 ランチは、街のファストフードレストラン。ビーフスープを注文。ブイヨンの味。筋肉を煮込んでいる。ライスもついてきた。ボリュームたっぷり。10タラ(500円)。中国人の経営。キャベツしか入っていないので、野菜が欲しいなあ。栄養が偏る。炭水化物(イモ、コメ)ばかり食べる生活で、体が大きいのかな、サモア人。他は、バーガーなど。メニューは少ない。旅の楽しみの一つ、食が楽しめないのは、痛い。。。 ビールはあるけれど。 出国日のランチは、空港のカフェ。キハダマグロの刺身を注文。それでは足りないので、野菜炒めを追加。中華料理です。味も。。。
空港や町には「脱プラスチック。海を守る」看板あり。 ファストフードでも、ストロー提供禁止。カフェでは、紙ストロー。フィジー航空のアメニティ。歯ブラシは、柄が木製だった。5月に訪問した南アフリカ。有名ステーキチェーンでも、ストローは紙製だった。脱プラは世界的な流れ。過剰包装、無駄なプラゴミは日本も減らして欲しい。
ところで、政府発行の観光案内パンフレットに、おねえ美女コンテストが掲載。政府は第3の性を認めていると。おねえ組合もあるので、悩む人はそこに相談してねと。首相も組合の理事に入っていると記載。多様性の尊重。いい感じ。 |