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念願のサウジへ

2020/01-02

乗換でシンガポール


インド出張

2019年10月  インドから、2020年2月上旬、観光国際会議のスピーカー(バリアフリー観光を取り扱いたい)として招待される。航空券は自腹。現地では5つ星ホテルを用意するとのこと。返事を待ってもらう。

2019年11月  大きな仕事も入らなかったので、渡航決定。会議への参加を伝えて、航空券を抑える(シンガポール航空ムンバイ往復)。

2020年01月  会議のホームページにプログラムが発表されるが私の名前は無し。不安になる。メールの返信が来ない。とりあえず待つ。

2020年01月15日  会議参加は諦める。航空券は購入済み。キャンセル不可の割安料金なので渡航は中止しないが、インドは旅行したばかりなので、会議の期間、観光ビザを解禁したばかりのサウジアラビアへ行くことにした。サウジのビザはインターネットで簡単に取得できた。ムンバイからサウジへの航空券もビジネスクラスが激安だったので購入して、準備は整った。

2020年01月22日  インドから連絡が来る。忘れていたのか? 真相は不明だが、私の名前がプログラムに表示された。セッションも開催されるとのこと。既にサウジのビザも取った(ネットで簡単申請)。ムンバイ-ジェッダの航空券はビジネスクラスを購入済み(機内泊なので豪華にした)。ジェッダの1泊目のホテルも予約支払い済み。これらで計10万円くらい。インド出張を蹴ろうかと考えるが、人脈もできる。次の仕事につながるかもしれない。サウジ渡航を後ろにずらして(サウジ旅行の日程を削って)渡航することに。航空券の変更代、他キャンセル料など、なんやかんや5万円くらいの出費。 

とにもかくにも、渡航1週間前になって、ようやく仕事と日程が確定した。もっと早く確定してくださいよー。


7年振り シンガポール

関空からインドへの直行便はない。シンガポール経由で行くことにした。何度か訪れているシンガポール。発展も著しいので、情報アップデートのために立寄。発展していて活気がある。チャンギ空港のジュエル(ショッピングモール)に度肝を抜かれる。何たる建築物。しかも無料で見れる。飛行機の待ち時間も快適。

世界を驚かすようなモノ。この20年もはや日本では作られていないなあ。東京2020でもこれといったものは無し。どれも凡庸。

ジュエル(空港ショッピングモール)の無料の遊び場所。オシャレ。暇つぶしに最適。

路線も増えたシンガポールメトロ。本数が多い。ホームも広い。段差隙間なし。エレベーターも大きい。スクーター(ハンドル型電動車いす)で乗ってくる人もいる。もちろん単独で駅員介助なし。幅広改札も多数。日本より圧倒的に便利。

日本でもホームドアが設置されてきていますが、シンガポール、香港などは透明。解放感あり。日本は貧乏くさい白い壁。負けてます。


ガーデン・サンズ・ベイ

メトロでガーデン・サンズ・ベイへ。7年前も訪問したが、その時は時間がなくて駆け足の観光となって心残りだった。2019年に出来た「フローラル・ファンタジー」も加え、46シンガポールドル(3800円)でチケットを購入。

朝一番。私が最初の客。小さな温室。最後にシアター式の4Dライドがあるが、特筆すべきものではない。日本でいうよと花鳥園、アニマルキングダムとかで見れる感じ。入場料が高いのでスキップして良いと思う。もちろん花が好きな人には良い、

広いガーデン。無料で歩けるところも沢山。気温が上がる前の朝は気持ちいい。前回は訪問できなかった「スカイウェイ」へ。ここは別料金8ドル(600円)。訪問価値あり。超お勧め。特に車いすの人にも!

エレベーター有り。段差なし。車いすで入場可能。揺れるので、高いので、かなりのスリル。人数制限があるので混雑しない時間を狙うのも方法。ベストは夜景が楽しめる、夜や夕暮れかな。

園内をゆっくり歩いて、一番の名物「クラウド・フォレスト」へ。人工の滝がある。マイナスイオンが出ている。完全バリアフリー。全ての階にエレベーターでアクセス可能。スロープ状の回廊もあり。エスカレーター以外の導線は一般と同じ。車いすでも一緒にすべてを楽しめる。シンガポール訪問で外せない観光スポット。

最後に「フラワー・ドーム」。バオバブがある。園内は広いので、時間にゆとりを持って廻るのがいいです。

地下鉄の乗場まで戻るのは、カートが便利。有料ですが、パックチケットには片道の乗車券付き。車いすや障害のある人は無料?で乗れるとも書いてあったような気がする。最後尾が車いすスペース。簡単で良い設備。手動の折りたたみスロープ。故障もないし、扱いも簡単だし、快適に利用できました。


インドネシア バタム島

シンガポール乗換は2泊。シンガポールは物価が高いし、船でインドネシアに行くことにした。フェリー乗り場はメトロと直結。でかいショッピングモール。毎時、船は動いている。

フェリーターミナルはビルなので、バリアフリー。インドネシア側には、車いす対応トイレはなかった。桟橋と船、かなりの段差があり。5段ほどの段差なので、船員さんが車いすを担ぐことになる。その対応は手慣れた形で有難いが、できればスロープにして欲しい。日本だと、ほぼすべてがスロープなのに。海なので干満の差があるのはわかるけど。船内には一応車いす優先席あり。

インドネシア、バタム島のフェリーターミナル。お店が沢山。夕食プレート。ナマズ、野菜、煮卵。300円ぐらい。

フェリーターミナルの近くで、良い宿が見つかった。そこにチェックイン。2泊した。

シンガポールへ戻る日の朝食。フェリーターミナルには沢山の店がある。値段は市内より、高め。

インドネシア飯。魚カレー、野菜など。魚が好きな私には良いです。


再び シンガポール

高速船で1時間。再びシンガポールに戻る。夕方のフライトまで時間あるので、国立博物館へ立ち寄り。大きくてびっくり。お金あるなあ。展示物が多い。涼しい。子ども芸術センターもあり。楽しめました。

チャンギ空港。近代的です。市内からも近い。アムステルダムのスキポール空港と並び、最も便利で好きな空港の一つ。日本の空港は規模が小さい。機能的でない。世界最先端からは取り残されている。

チャンギ空港の車いすトイレです。面白いアイデアを発見。中から外が少し見れるようになっている。もちろん外から中の様子は見れない。斜めの格子。外でノックした人の様子が見れる。もし車いすの人が外で待っていたら、早く出ようかなと思うかもしれない。


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