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カレー地獄(4)

2004/05

ポロンナルワ遺跡 / スリランカ


バスで移動

キャンディで貸切タクシー運転手と、さようなら。これからは公共交通機関の利用。遺跡の町ポロンナルワへ移動するためバスターミナルへ移動した。バナナ売り屋さん。豪快な盛り方。おいしそうですね。野菜、果物は豊富にあります。

バスターミナルには、多くの屋台がある。途中に、ポテトのロティ屋さんで、腹ごしらえ。めちゃ美味しかった!

 

バスターミナルは、すごい人だかり。前日にバス乗り場と、出発時間を確認していたので、その場所へ移動。各駅停車の大型バスでなく、値段の高い エアコン付きの急行ミニバスを選択。大型バスより、ミニバスの方が、車イスの私にとっては乗り込みやすいのだ。

値段は、115ルピー(130円)だったが、ミニバスに乗り込んでから、車イスのスペース料金を支払えと言われた。ムカつく。最初に言えっつうの。他の乗客で、車イスぐらいの大きさの荷物を持つ客はいるのにね。私が乗車してから言うのは不当。不親切。もう降りるわけにはいかないし、仕方なく2名分の230ルピーを支払う羽目に。トホホ。 


遺跡巡り

ポロンナルワに到着したのは、お昼過ぎ。腹ごしらえをして、午後から遺跡を観光する。遺跡は大きいが、最深部を除いては、歩いて見れなくもない。微妙なところ。翌日にはコロンボに移動したいので、これまた駆け足で回ることにした。どうせ車イスでは、遺跡の中をくまなく見学するのは難しいので、駆け足で十分なのだ。それにしても入場券15ドル(1470ルピー)とは高い。まあ外国人価格は全世界共通だけど。現地人は、20ルピーなのに、70倍も値段が違う。なんという差であろう。

遺跡の入場券売り場の横を流れる川では、沐浴する人達がまたいた。洗濯もしていて、どこでも風呂はいいなあと思う。いいところだ。

遺跡に向かって歩いていると、トゥクトゥクの兄ちゃんに呼び止められた。効率よく見れるし、運転手は介助者になるので、交渉して500ルピー(600円)で貸切決定。

 

遺跡の入口にある、宮殿跡を見学。段差があるので、中には入れないので外から見学。宮殿の向いにある、閣議場の跡。かわいい子ども達の笑顔をパチリ。

宮殿の北側 城壁に囲まれた正方形のクアドラル。昔はここに仏歯寺があった。神殿、仏塔、石碑などがある。1000年前の歴史を感じることができる。メインの入口は階段なので、南側の斜面から登ると、少々の段差だけで入場が容易になる。段差は、周りの観光客にお願いして担いでもらった。

 

クアドラルの中の一番大きく目立つ円形の仏塔にある仏像。気品がありますね。トゥクトゥクに乗って移動。1キロほど北へ向かう。バハル・ヴィハーラという仏塔に到着。段差がなく、ゆっくり車イスで探検。一周しました。ミロのヴィーナスみたいに美しい仏像があります。

寄り道をしながら、更に北へ移動。土産物屋が立ち並ぶポロンナルワ遺跡のハイライト ガル・ヴィハーラ へ。仏像のあるところへは、階段を通っていかないといけないが、道がないとことをショートカット。道なき道を、押してもらって中に入る。アイデア次第で、十分、車イスでも見ることができるのだ!

座る、立つ、寝る、3体の仏像が並んで、大迫力で迫っている。最高の芸術品だ。様々な願いを胸に、お祈りをします。

はー疲れたねえ。のんびり眺めましょう。どこでも家族で賑やか。スリランカの人達も巡礼をメインに旅行が大好きなのでした。


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