新たなる挑戦(3)
2001/11
ユーロスター / フランス
豪華な座席 乗車する前日、宿泊しているホテルのあるピカデリーサーカスから、ユーロスターの出発するウォタールー駅まで、予行演習がてら歩いていった。途中、道が工事中であったり、エレベーターが壊れていたり、すごく大変だった。ぶっつけ本番で歩いて駅まで行っていたら危なかった。予行演習は大切だ。翌朝は、タクシーで行くことにする。 列車は、朝の 7時33分出発なので、6時15分にホテルを出た。タクシーを呼んでくれとフロントに頼むと、「外に泊まってるだろうから、自分で捕まえろ」と言う。しかし、ピカデリーサーカス(広場)には、タクシーはいない。朝早すぎるのだ。少し歩きながら探すが、全くみつからない。流しのタクシーを止めようとするが止まらない。あせった。逆戻りして、大きな高級ホテルの前で、ようやくタクシーが拾えた。 ロンドンの公式タクシーは、どれも車イスごと乗れるように工夫されている。素晴らしい。運転手は、非常に礼儀正しく、言葉使いも非常に丁寧で、気持ちがいい。格式と歴史を感じる。
ウォータールー駅は、非常に近代的。もちろんバリアフリー対応。時間になって切符にかいてある車両に行くが、係員が戸惑った。それに段差もある。10分ほど列車の前で待った後、別の係員が来て、10号車に移動しましょうと言われた。 10号車は、車イス用の車両だった。車イスでも使えるトイレと、車イスがおけるスペースがあった。駅で切符を買ったのに、なぜ車イス席を売ってくれなかったのだろうか? てっきり車イス席だと思って持っていた切符は、普通の座席でした。よくわかりません。
ユーロスターに乗るのには、少し段差があるので、わざわざスロープがつけられる。うーん面倒だ。最初から、段差のないように、なぜ設計しないのだろうか? 非常に不思議だ。
車イス席は、37.50ポンド(約6500円)と安い。しかも、1等の車両と座席で、食事もついてくる!カレンから「ユーロスターの車イス席は食事がいいわよ」と聞いていたが、まさか無料であるとはしらなかった。 英語がよく聞き取れてなかった。無料とは知らずに、ホテルで朝食パック(クロワッサン、パン、りんご、オレンジジュース)を貰い、食べてしまっていた。だから、ユーロスターで朝食がでてきたときには、シマッタ!と思った。
朝食とはいえ、本当に盛りだくさん。1時間以上かけて専用のポーターが、サービスしてくれる。やはり1等席である。
3時間後、パリに到着。フランスでは、電車の段差はさらに高くなるので、より大きなスロープがつけられた。 一人で自由に乗り降りできないのが非常に残念です。 |