★★★ 土鍋チキンライス ★★★
マレーシア
1995/02
マレーシアの首都クアラルンプールの住宅街を散歩中、どうも中国系住民の住む地域に入ったらしい。屋台の看板は、チャーハンやラーメン、餃子など中国のものばかりだった。屋台は1品のみの専門店だから、外れがまずない。だいたい日本でもラーメン屋の餃子はイマイチなことも多く、メニューの多い店はおいしくない、メニューが少ない店ほど当たりが多いと勝手に思っている。 このお店も、土鍋で作るチキンライス一本の屋台であった。期待して食べたら、めちゃくちゃうまかった。めちゃめちゃうまかったので、一週間後クアラルンプールに戻ってきたときに合流した友人女子2名を連れて、再度、食べにいったのが写真です。うまさの秘訣は、何といっても、おこげ! 年期の入った土鍋で米のままから、骨付きチキンと中国ソーセージ、特製しょうゆで炊き上げます。炊き上がったところでテーブルに運ばれて自分でかき混ぜます。そのときに、余熱でおこげができるのです。それを、唐辛子をまぶして食べます。特製しょうゆと骨付きチキン、中国ソーセージの出し汁が絶妙に絡んで美味になるのです。 2014年、国際会議でクアラルンプールへ。屋台村で見つけた土鍋チキンライス。10リンギット(340円)と安い。4人で2つをシェア。一度炊き上がった米を使っているようで、ぺちゃぺちゃしていた。おこげは美味しかったけど、味はまあまあ。でもコストパフォーマンスが良いよね。 2013年、シンガポール旅行で、土鍋チキンライスの屋台を幾つか見つけた。1軒目は、セントーサ島、ユニバーサルスタジオの隣にあるフードコート。味付けがとても甘く、ちょっとイマイチ。期待し過ぎたのも原因か。ちなみに、注文してから土鍋を焚くため、15分ぐらい待たないといけない。大を注文。値段も12SGD(900円)と観光地で高かった。 同じくシンガポール。郊外のMRT駅の近くにあるフードコートにて。こちらは4.5SGD(320円)と安い。こちらは味付けはサッパリと良い感じ。おこげもパリパリ。地元民で賑わう住宅街の店は、とても美味しく、ほっぺたが落ちました。 |