★ シシカバブ ★
トルコ
1996/09
世界三大料理って知ってますか? 何でも、中国、フランス、トルコ、らしいっす。本当なのかしら?そんな疑問を持って、いっちょ食べちゃるとトルコ料理にチャレンジ。これが、うまい!! 三大料理とは当っている。 私が推測するに、カバブ=いわゆる焼き鳥(焼き羊)は、トルコが発祥だと思います。アジア各地、中央アジア一帯、イスラム圏全般で食べられるカバブです。ピラフはトルコが発祥です。すなわち米料理が多いので、日本人は食べ物に不自由しにくいと思います。地中海料理(オリーブを使った料理、トマトソース)は、トルコが発祥なのじゃないでしょうか? フランス料理は、傷まないように煮物系が多い(スープも味をごまかすため)ので、地中海全般(南イタリア、スペイン、モロッコ、リビア、エジプト、ギリシャ、シリア等々)で食べられるものって、オスマントルコの時代に広まったんじゃないかなと。あっ、トマトはアマゾン原産なんで、スペインが発祥かな?そんなことは、どうでもいいか。 いろんなうまいもんがあったが、最も印象に残っていて、今も匂いが鼻に残っているトルコの大地のど真ん中のドライブインで食べたシシカバブを紹介します。 トルコのシシカバブとは、羊をそのまま丸焼きにして、その肉をパプリカ(ししとう)と一緒にナン(インド料理で出てくる小麦粉を溶いて焼いたもの)に包んで食べる。 私がたまたま食べて、感動した店は、トラックの運転手などが立ち寄るロードサイドの荒っぽい店だったが、軒先で羊を焼いており、辺りに匂いが充満している。注文すると焼きたてを持ってくる。スパイスが効いた羊に、炭焼きの匂い、しかも焼きたてのバーベキュー、少し辛味のあるパプリカを挟んで、ナンをちぎって包む。パプリカの色が緑なので色合いもいい。
トルコ以外のイスラム圏でも、シシカバブを何度も食べたことがありますが、トルコが一番です! |