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ベルリン国立オペラ劇場

2003/08


ドイツに行くならオペラが見たい。ベルリンにはオペラ劇場が3つもある。車イスで最も交通アクセスが良さそうな、宿泊予定のホステルから歩いて行けそうな国立オペラ劇場に的を絞った。

サイトを探し、アクセスし、車イス席が欲しいと英語でメールすると、すぐに返信。とっても親切です。ネットで車イス席を予約できるとは感激。こんなの初めてです。また、違う夜の「アイーダ」チケットを当日にキャンセル(サッカー見るため)したら、全額返金してくれた。とってもサービスがいいです。

国立オペラ劇場の前は、ベルリンを代表する通り。ベルリン大聖堂も近くにあります。

開演までの時間つぶしは、ブランデンブルク門を見学。歩いて15分ほど。ベルリンの壁がなくなってよかった。よかった。国立オペラ劇場は、旧東ベルリンです。

演目は「フィガロの結婚」。 モーツァルトの名作。非常に人気のあるオペラだが、初めての観劇。

入口は段差がないが、座席までが階段。裏口にまわってスロープから入る。車イス席というより、前方の端の席を用意してくれた。座席に移動して見た。もちろん車イスが入るスペースが座席の端にあった。

音楽は素晴らしかったが、ストーリーがわからなかった。演出も古典的で刺激はなかった。全4幕なのだが、休憩は2幕と3幕の間の1回。疲れていたのか、途中で寝てしまった。オペラで寝ることは初めて。期待が大きいぶん、その反動が大きく、退屈してしまった。一人で見に行ったのも原因であろう。


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