ニクーリン・サーカス
2014/07
ベラルーシにて 旧ソ連に来たら、サーカスかバレエを見たかった。ベラルーシの首都ミンスクにもサーカス有り。午後3時に演目があることは知っていたが、日本からインターネットでチケットが取れるわけでもなく、現地へ。 日曜日。夏休み。満席だった。どうせ車いす席はないだろうから、通路で見ることになるから入れてくれてもいいのにと思うが、ロシア語が話せないので交渉は撃沈。 階段しかないので、どこか車いすで入れるところがあるか探したら、裏手に昇降機があった。動くのだろうか? 車いす席も座席表を見てもなかったし、利用者いるのかな?この程度の階段なら、スロープを作って欲しい。昇降機だと壊れて動かないとか、係員を呼ぶ必要があるので。 実は、ベラルーシの前に訪れたグルジアでも、首都トビリシでサーカスがないか探していた。サーカスが見やすいようにとホテルも劇場の近くにしていたが、劇場まで凄い坂道だった。演目もなさそうだった。現場にいって聞けると良かったのだけど。 残念ながら、2つの都市でサーカスは見れなかった。翌日はモスクワへと移動する。インターネットで上演の情報もあるし、チケットを買えること願うのみ! モスクワ ホテルにチェックインして、昼寝をしてから、夕方、ニクーリン・サーカスを見に行った。ミンスクと同様に、事前にインターネットでチケット購入はできなかったので、現場に行っての当日券。ホテルから2~3キロと徒歩圏内で、タクシーに乗る必要もないのは計画通り。
劇場の正面玄関は、おおきな階段。この裏にチケット売り場がありそうな雰囲気。少し段差のある通路を、売店の人に押してもらいながら中へ。そこにはスロープのあるチケット売り場。外もスロープにして欲しいけど。
座席表を見ても、車いすマークなし。どの席なのと聞かれて、下から2番目に安い席(600ルーブル=1800円)を購入。一番安い席にするのは気が引けた。 チケット売り場の横にある扉から、警備員の案内で中へ。エレベーターでホワイエへ移動。ホワイエは、売店、動物との写真撮影など、賑やか。
演者が通る通路の横、最前列の特等席に案内された。やっぱり車いす席はなかったので適当に座らせてくれるのだった。チケットさえ持っていればOK。
劇場は満席に。サーカスは素晴らしい。生演奏も良い。ダンサーのレベルの高さにもうっとり。1幕の最後に、アシカショーがあるのはたまげた。シートを張って滑ってくる。ここは水族館じゃないぞ!アシカのダンスと、ボールリフティングに歓声。 2幕の最初は、猛獣ショー。虎4頭、ヒョウ2頭、ジャガー2頭。二足歩行する。動物愛護がちらりと頭をかすめるが、ショーを楽しむしかない。空中ブランコもあり。楽しい2時間の演目でした。 |