ウィーン ミュージカル
観賞
1996/07
切符買うのに揉めました。 ウィーンに来たのだから、オペラでも鑑賞しようとオペラ座近くのチケット売り場に行った。最初は、シェーンブルク宮殿の夏の風物詩である野外オペラを見るつもりが、ドイツ語でもストーリーがわかるディズニーミュージカル「美女と野獣」に心を変え、チケットを買う人の列に並んだ。 そして、ようやく私の番が廻ってきた。 「車イス席はあるが、介護者席があって、2人でないと売れない」 「お前は一人か?」 「そうだ。一人で見る。売ってくれないか?」 「ダメだ。一人では売れない」 「なぜ? 一人で見ては行けないの?」 「二人じゃないとダメだ」 |
で、劇場なんですが、段差は入口に少しあるだけで、車イス一人で行っても簡単に観劇ができた。なんのことはない。座席も、アリーナ席の最後方に用意されていて、快適に見れました。 なぜ、車イス一人のチケットを売ってくれなかったのだろう? 融通の利かない人だ全く。 |