ディナモ キエフ
2007/08
Lobanovsky Dynamo Stadium
キエフ滞在中に、ディナモ・キエフの試合があった。シェフチェンコを生んだ ウクライナの名門チーム。試合開始1時間半前にスタジアムへ。市内のど真ん中にある。独立広場から歩いていける。サポーターは2時間前から、周囲でビールを飲んで騒いでいた。スタジアム入りは試合開始ギリギリ。 ウクライナリーグの公式戦。どこがチケット売場かわからないが、とりあえず長い列に並んで、順番を待つ。順番がきて、車いす席はないか尋ねてみたが、意図が通じず、とりあえず一番安い席を購入することに。 チケットの値段は、10UAH(240円)、15UAH(360円)、20UAH(480円)、25UAH(600円)の4種類。めちゃくちゃ安いんです。信じられません。共産主義の名残でしょうか? スタジアムは公園の丘の上にある。途中に階段がたくさんあるが、横から車路を通れば問題なし。帰りにわかることだが、車いすは無料で入れるらしく、選手やVIPの入口から入るらしい。選手バスや、VIP車が通るため、段差もありません。車いす席はメインスタンドの最前列部分。段差のない通常入口から入って、適当に座った。 さて、スタジアム。意外にコンパクト。 収容人員は、16,900人。チャンピオンズリーグなどのビッグゲームのみオリンピックスタジアム(収容10万人)を使っている模様。チケットが安いのに、観客の入りは悪い。半数ぐらい。テレビで見れるからかもしれない。 最前列の特等席のため、臨場感抜群。選手はすぐ近くです。高さがないのが残念ですが、近いので満足。 メインスタンド中央の良い席は満席。値段の高いところから埋まっているようです。高い席から埋まるとは、面白いですね。まあ高いといっても、すごく安い値段(600円)なんですけど。 ハーフタイム。試合はすごい打ち合い。前半だけで、4対2。ホームのディナモ・キエフのリードです。こんなスコアは見たことがありません。 後半から、車いすのウクライナ人が3名観戦に来ました。手前の地べたに座っている男性は私の同伴者でオリエンテーリング世界選手権に一緒に出場する選手です。 小さいスタジアム。のどかな雰囲気です。ディナモ・キエフが圧倒的な強さを誇るリーグであるため、試合も緊迫感がなく熱気がありません。レベルが違いすぎるため、ライバルがいないことはウクライナ国内リーグの問題点です。 また、入場料が安いから、観客も真剣でないのかも。 後半も打ち合いが続き、最終スコアは、7対3。 サッカーの試合とは思えません。でも、たくさんのゴールが見れたので、楽しかったです。 |