ACミラン・インテル
1994/08 、 1998/11
サン・シーロ in Milano
無料で見れる。 ミラノに行ったら試合を見なきゃ損! イタリアのプロサッカーリーグ「セリエA」のビッグクラブ「ACミラン」と「インテルミラノ」。そのホームスタジアムである「サン・シーロ」は、車イスの人にとって最高のスタジアム。
車イスは、介護者一人と共に無料で入れます。試合当日に車イスが入るゲート(何番か忘れた)に行けばいいだけです。
また、座席はバッグスタンドの最前列がすべて車イス用。日本の競技場でよくみられるスタンドをへこまして、人が前を通ることはありません。しかも最前列すべてが座席なので、座る位置も選択でき言うこと無しです。日本のスタジアムも真似て欲しい。 隣りに座っていたイタリア人に車イス席は、何席あるのか聞いたところ。メインスタンドも最前列が車イス席であるみたいです。180席あるそうです(90席×2)。イタリア語がつたないので数は正確ではありませんが、とにかく多いことは確かです。 ※2012年 インテルの公式サイト(日本語もあり)を見ると、バックスタンドに110席。ゴール裏(柵があって見にくい)に、それぞれ66席×2=132席。合計232席も車イス席がありました。
行けば試合は見れます。 ただし、ミランダービー、ユベントス、ローマ、の大きな試合は入れる保証はしません。私がミランダービーを見に行った際も、試合が始まる2時間前に開門されるので開門前に行って並んで席を取りました。その5年前にみた、スーパーカップのACミラン×サンプドリア戦は空いていました。
イタリアでは、街中でほとんどまったく車イスの人はみないのにミランダービーだけは特別で、席を取るために100台近い車イスがゲートに押しかけ、エゴむき出しで早く入ろうとします(入場は1台ずつ)。滑稽でした。私も負けじと隣りの車イスをガードしていました。ミランダービーは特別なので満員になるというのもあります。 仮にもし、席が埋まり、入れなかったらどうしましょう?ご心配なく。ここは、イタリアです。多少の融通が利きます。ミランダービーでも座れなかった車イスが通路にはみ出て観戦していました。
満員になっても入れてくれるのねん。イタリア人の優しさを感じました。その代わり、通路が狭くなって大変なのよねん。でも、誰も文句言わないのねん。みんな試合が観たいもんね。障害があろうとなかろうと関係ないもんね。座席は最前列で選手が近くに見えますが、2回目に行ったミランダービーでは、看板の列が一段増えていて見にくかったです。座布団を持っていって座席を高くしてみるといいかも。また、冬場は寒いので防寒を完璧にして行って下さい。 駐車場は、あるんでしょうけど知りません。もし、あったとしても旅行者は車イスステッカー(日本でいう駐車禁止除外指定車証)を持っていないので、車イス用駐車場に止めるには、かなりの交渉が必要でしょう。 一回目は、歩いていきました。サンシーロ近くのユースホステルに泊まったからです。二回目は、知り合いの車で行ったので路駐して観に行きました。 |