ゴールデンステート ウォリアーズ
2002/12
オークランド アリーナ
NBAのゴールデンステート・ウォリアーズは、チケット入手が簡単。人気がないから。車で2時間、強豪チームになったサクラメント・キングスなんて、いつも満員で、最もチケットの取りにくいチームなのとは対照的。コストパフォーマンスのいい、中央部、3階席最前列、LAレイカーズ戦を購入。 NBAや、NHLは、大きな体育館というか、アリーナで行われる。一番いいエリアの席の後ろには、とってもおしゃれなバーや、レストランがあるのが常。バーテンダーがいたり、本格的な料理が味わえたり、とてもリッチな雰囲気。 試合前に、ゆっくりカクテルを飲んで歓談。うーん、本当にスポーツ観戦にきたのだろうかと錯覚する、贅沢さ。チーム経営側からすれば、VIP客や高所得者層の客は、とても重要で、金になる。米国らしく、リッチな雰囲気を演出するのに工夫がいっぱい。一方で3階席など安価で庶民的な雰囲気の席もある。 ウォリアーズは人気がないせいか、座席の一部が、ライブのステージになっていた。やる気があるのかないのかわからない(バスケットの試合だもんね)バンドが演奏。ロックンロールで面白いんだけど、バスケット観戦がメインだから複雑な気持ち。 その他、タイムアウトのときの出し物、ハーフタイムショー。観客を盛り上げる工夫がいっぱい。バスケットの試合以外で飽きさせない。基本的に、弱い人気のないチームは、試合以外のエンターテイメントが面白い。そうしないと客が集まらないのかもしれない。 試合は、なんと3連覇中の王者レイカーズに勝利。シャックもコービーも出場しているのに。ウォリアーズも強くなりつつあるようです。応援のときに、プロレスのボディスラムの映像が流れ、「BEAT! LA!」 の文字。試合終盤には、映画ロッキーの吹き替え映像が流れ。「勝つんだ。ウォリアーズ」。 |