ブラジル コンフェデレーション杯(11)
2013/06
最新サッカースタジアム「チーバス」
エスタディオ・オムニライフ 見学 私の趣味は、サッカー観戦。建築物としてのスタジアムも大好き。その設計にとても興味がある。土木や建築の学部に進学して、設計士になる進路も考えていた。でも違う方向に。 現在は、世界中の地図や地形、写真がインターネットで見れる時代。訪問するグアダラハラをグーグルマップで眺めていると、巨大なサッカースタジアムが目についた。調べてみると、2010年に完成した最新のスタジアム。本拠地とするのは「チーバス」という人気チームだった。 土曜の昼下がり。友人の車でスタジアムへ。メキシコ代表も出場するコンフェデレショーンカップが開催されているため、リーグ戦は中断中。 切符売場。ほとんどの人が当日券を買ってみるそうな。一番高い席が、500ペソ(4000円)。ゴール裏2階の安い席が70ペソ(550円)。収容は約5万人。立地は環状高速道路に沿った新規開発地区で何もないところ。駐車するところは、たくさん有り。環境に配慮してなのか、緑化された壁が格好いい。 扉は開放されていて、中に入ることができた。どでかい。コンコースが広い。なんという贅沢な空間。金がかかっている。
わかりにくいですが、トイレです。車いすマークも下についています。バリアフリー完璧。米国と同様に、一般トイレの中に、車いすでも使える広い「ゆったりトイレ」があります。 スタジアムツアーがあったので参加しました。99ペソ(780円)。私たち2名以外に、他5名と一緒に廻ります。最初はスタジアム内にある博物館から。
マンチェスター・ユナイテッドで活躍するメキシコ代表の人気選手、ハビエル・エルナンデスのユニフォーム。通称「チチャリート」は、チーバスの出身。スタジアムのこけら落としは、マンチェスター・ユナイテッドとの親善試合。 非の打ちどころのない、現代における最良のスタジアム。もちろんサッカー専用。どの座席からも見やすい。広い。綺麗。日本にも欲しいなあ。真似して欲しいなあー。5万人という適度な収容人員も良い。8万人とかだと大きすぎて逆に一体感に欠ける。 掘りこみ式のスタジアム。1階席の最後列に車いす席が、たくさんあります。メイン、バック、ゴール裏、すべてのエリアで観戦可能。天井も邪魔にならず視界も広い! ゴール裏の車いす席。 白い椅子は、2階、3階のボックス席。ボックス席は、年間契約ではなく、生涯契約とのこと。この座席を持つことはステータス。 コーナー角の車いす席。最高ですね。どこでも好きな席で試合が見れる。まさに理想。 2階席、3階席、4階席に行くエレベーター。巨大です。多くの人が乗れる。贅沢なり。 エレベーターで、3階のボックス席へ。未契約な場所を見学しました。飲食可能。パーティ可能。ただし座席数の12人以上の入場は不可能とのこと。管理しているとのこと。 記者席と、記者席の後ろにあるバー。ピッチが鳥瞰できる場所。ここからの観戦も良いですね。
ベンチ、監督室、記者会見の場所は撮影不可能。こちらは、選手がピッチに向かうエリア。階段を降りれば、ピッチです。 選手入場口は階段だったので、車いすの私は横から廻って、ピッチの中へ。せっかく来たのだから、中に入りたい。芝生の匂いを嗅ぎたい。触りたい。その希望が叶いました! |