カメルーン旅行(3)
2015/02
ドゥアラ
航空券のキャンセル(返金) 地図もないけど、ドゥアラに3泊。日本でネット購入した、リーブルビルからブラザビルの飛行機をキャンセルしに行く。ASKYというトーゴの飛行機会社のオフィスが、ドゥアラの中心部にあった。その事務所の場所は、空港の旅行会社で聞きだしていた。
ところが、ASKYは、キャンセルが出来た! その場で現金を返すということはなかったが、1か月半後にクレジットカード会社から返金。イイ会社です! その後、コートジボワール航空のオフィスも訪問したけど、こちらは返金不可の航空券で、ゼロ返金。 事務手続きも終えたら、することもない。ゆっくりと昼食。教授と中級ホテルのレストランに入る。3000CFA(5ユーロ)で、美味しい。サービスも良い。空調も利いて涼しい。 航空会社のオフィスは、ドゥアラのビジネス街「ボナンジョ」にあります。金融機関や行政もここに集中。ビジネスマンも多数。外国人もこのエリアに多いです。治安も良いです。 新聞屋台。買わないけど、見出しを読む人が多数。全部フランス語です。 唯一見た市内を走るバス。それも低床でバリアフリー。もちろん車イス利用者はおりませんけど。フランスの中古でしょうが、それがバリアフリーとは、時代が進みました。 官公庁街の公園。何かの像と噴水。 アフリカ定番の、頭に荷物を乗せて歩く女性。 ドゥアラ市内の動画です。タクシーの助手席から撮影しました。
美男美女コンテスト ホテルの敷地内にホールがあった。天井あり、壁なし、舞台あり。翌日が祝日だったため、夕方に戻ってくると、うるさい音が聞こえた。中をのぞくと、ミス&ミスター、コンテストが開催されていた。お菓子の会社がスポンサー。
コンテストの優勝者発表の瞬間です。興奮する地元の女の子達に注目!
こちらが優勝者の2人。各地域で優勝者を決め、そこからグランドチャンピオンもあるみたい。賑やかでした。 美男美女コンテストは、夕方6時半に終わったが、その後はディスコになった模様。大音量と振動で、部屋が揺れる。テレビの音が聞こえない。うるさいのは平気な私も参った。それが朝の5時まで、夜明けまで続きました。 脱出に向けて 日本でガボンのビザを取っておけば良かったが時間がなかった。黄熱病の予防接種(10年)が切れていたので、再接種をしないといけない。これが年末年始と重なり、予防接種する時間がかかった。カメルーンビザも取得に10日かかった。東京に住んでいれば、注射やビザ取得が間に合ったかもしれないけど。 再び、ドゥアラ空港。 結局ブラザビル行きの飛行機にも乗れなかった。ビザが必要とのこと。トランジットビザもあるが、24時間以内の乗換に限る。ビザなしで行ったら現地で罰則があるらしい。 元々持っていた、リーブルビルからブラザビルの航空券は、22時間の滞在。結果的に、ガボンに入れていたら、コンゴにも入国することができた。しかしブラザビルには安いホテルが皆無。欧米ビジネスマン向けの高級ホテルしかない。魔境と呼ぶに相応しい無法地帯でもある。 行くな!ということなのか。 仕方ない。最後の手段。深夜に飛ぶパリ行きの便を購入することにした。現金は空港のATMでキャッシング。カメルーン航空。7万5000円の出費で済んだのは幸いだった。 結局5回も現地航空券を購入して、4回キャンセル。なんだかなあ。アホですわ。 ・・・・・ 深夜の飛行機まで時間があるので、空港のカフェにいくと、車いすの現地人がいた。絵を書いていて、ポストカードなどを外国人観光客に売っていた。私も1枚ポストカードを買って、空港内の郵便局(写真の後ろ)から、家族に絵葉書を送った。 ビザのトラブルはもうたくさん。飛行機に乗って日本へ戻るのみ。もう安心と思ったら、また「乗せられない」と止められる。カメルーン航空のおばちゃん。フランスのビザがないのが気にくわないらしい。日本人は必要ないのだと説明しても聞かない。エールフランスの便に乗れの1本槍。 それって車いすだから乗せれないのか? 差別やないか? 理由説明しろよ。いったい持っている航空券のキャンセル代、エールフランスの航空券代は誰が払うのだ? とにかく粘った。色んな人が出てきた。 20分後ようやく乗れることになった。 搭乗カウンターの職員は親切だった。搭乗ゲートへ案内する職員も紳士だった。ただ小間使いみたいな職員もついてきて金をせびりにきた。さっきまでエールフランスに乗れと搭乗拒否をする上司にこびへつらってた奴である。誰がお前にチップとか払うねん! あたま腐っているのか? 信じられない神経の持ち主だ。まったく。 ドゥアラ空港は搭乗ブリッジがあるし、機内用車いすもあるので、車いすの私でも何の問題もなく乗れた。カメルーン航空のサービスも良かった。そして面白いものを発見した。
機内誌が、大統領の広報誌であることに驚く。大統領夫人もド派手な服装で登場。夫より強そうだねと、隣のカメルーン人に話すと、何も言わず苦笑するのみ。独裁者の話題は命取りだわな。 ちなみにカメルーンは1960年独立。現在のポール・ビヤ大統領は1982年に就任で2人目。かれこれ30年以上も続けています。長いですねー。それがアフリカ。右写真の細見の男性は謎の多い国チャドのデビ大統領。こちらも1991年から就任。初めて顔を拝見しました。軍事協力して、ボコハラムに対抗するなどの話が雑誌に乗っていました。 さて、搭乗率10~20%のガラガラのカメルーン航空のパリ便。機内にゴキブリがいたのは初めての経験。それを無視すれば、空いていたので、快適なフライトでした。 |