メープル街道 (2)
2014/10
トロント / カナダ
多文化共生の都会トロント 朝にナイアガラ滝を見学し、トロントへ移動。市内中心部にある、セントローレンス・マーケットへ。 昔ながらの商店が並ぶ。トロントの台所。スーパーとの違いが必要なので、有機野菜の店とか多かった。 2階の肉屋さん、魚屋さん、チーズ屋さん。種類が豊富なので、何でも手に入りそう。 繁盛している魚屋台で昼食。メカジキのグリルと、海鮮トマトパスタを注文。それぞれ15ドル(1500円)ぐらいと安くはない。 味はとても良いのだが、器とフォークがプラスチックでしょぼくて、美味しさが薄れる。素材も新鮮で、ファストフード、弁当としてのレベルではなくレストランで出せるレベル。この食べ方は勿体ない。食文化の違いだがといえばそれまでだが、明らかにカナダの食文化は低い。
オンタリオ現代美術館 ホテルは中華街。近くにオンタリオ美術館があるのは計算済み。駐車場がないので、ホテルから歩いていく。 地元カナダの展示。モダンアートなど、すごい数のコレクション。見ごたえたっぷり。19.5ドル(1950円)と入場料は安くはないが、見ごたえたっぷり。お薦め。
美術館中央の空間。らせん階段が最上階へと続いている。車いすの私は階段は登れないので、エレベーターで最上階へ。建築物もアートです。 街歩き 世界各国からの移民が住むトロント。イギリス、フランスはもちろんのこと、中国、ベトナム、カリブ海、イタリア、ギリシャ、などなど。大都会で人工も増え続けているのか、交通渋滞がひどいのは参った。環状道路がなく、通過交通も街を貫く1つの高速道路を通るのが大きな問題。といって地下鉄は路線が短い。路面電車も短い。交通政策が追いついていない。 一方で、自動車を運転しない人は住みやすいかも。つまり留学とか最適かも。多文化で違いに寛容だし。他のカナダでは、自動車がないと生活できないが、トロントは大丈夫。 ダウンタウンの中心。最も大きく、賑やかなショッピングセンター「イートンセンター」。オフィス、デパート、地下鉄の駅などが入った複合施設。他のビルとも地下や立橋で結ばれている。 トロントは、ゲイが多いのも特徴。トラム、地下鉄が走る。中華街が安くて美味しい。なんだかサンフランシスコに似ている。
こちらはトルコ料理のケバブ屋。移民の街なので世界中の料理が食べれます。その質は、ファストフード的で高くありませんけど。 公共交通。地下鉄の駅が全てバリアフリーでないのに驚いた。進んでいると思ったのに、非常にショック。市内はバスが少なく、トラムが多いが、新型の低床トラムはごくわずか。もちろんバスは低床で乗れるけど、本数が少ない。つまり車いすでの市内移動は不便。残念です。
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