イタリア プチ留学 (3)
1995/07 - 09
語学学校 / イタリア
ローマでお勉強 イタリア語を勉強してみた。学校はローマに住むイタリア人の友人アレッサンドロに探してもらった。ローマは古い街なので、どの学校も狭く階段があって車イスでは難しかったが、結局、テルミニ駅の近くにある dilito という学校に通う。入り口には10段程段差があったが、クラスメイトなどに担いでもらってた。教室は私のために1階の部屋にしてもらい、トイレは教職員用の個室トイレを借りることにした。 イタリア語だけの授業は大変だった。会話重視の学校で、シーンを作っての会話の練習や、シチュエーションを与えられ(レストランとか)ハイ会話とか、もう話すしかない状態。フランス人やスペイン語圏の人は、近い言語なので楽だが、やはり日本人の私にはつらい。夏のひととき、楽しく学びました。 アレッサンドロのファミリー 語学学校に通えたのは、日本に留学に来ていたイタリア人のアレッサンドロのお陰だ。のこのこと家に押しかけたり、先々で色んな人に迷惑をかけるのだが、アレッサンドロには史上最悪に世話になりっぱなしだった。申し訳ない。というか、ありがとう。 下の写真は、アレッサンドロ家の夏の家(別荘)におじゃましたときのもの。ローマの人は、夏のバカンスを過ごすセカンドハウスを海の近くに持っている。ローマのアパートの家より大きい家である。 ここで、ご家族とも初めて会ったのが、面白いなと思ったことがあった。アレッサンドロのお父さんは、食事のとき食卓にあるフルーツをナイフで切って白ワインに入れて飲んでいた。ワインって、そのままで飲むのじゃないの? アレッサンドロも白ワインを水で薄めている。何でも、夏は暑くて酔うので、アルコール分を少なくするそうな。それにフルーツを入れるとおいしくなるというのもうなづける。 肩肘を張らずに自分が食べたいように、飲みたいようにすればいい。 マナーとか考えるよりも、おいしく楽しく食べればいいのだ。そんなことを学ばされた。 ローマ観光あれこれ ローマは何度行っても、飽きない。有名観光地もさることながら、街中にいろんな歴史がある。 ・
ナヴォーナ広場の、3つの噴水と彫刻(ベルニーニ) 数えれば切りがないほど見るところはいっぱいあるが、やはりカソリックの総本山だけあって、サンピエトロ以外にも、たくさん魅力的な教会がある。ローマ四大教会の一つ、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂も素晴らしい。 外国人観光客で溢れることなく、静かな雰囲気で清らかな気分に浸れます。中庭の回廊も必見です。ローマでは教会巡りだけでも、楽しめます。 |