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白夜(5)

2006/07

リガ / ラトビア


一人旅開始

おばさま7名との12日間旅行を終え、皆さんをヘルシンキ空港でお見送り。もう1週間、私は一人旅を楽しむために、そのままラトビアの首都リガに飛んだ。格安航空券ネット先行予約4000円。かつて日本で似たような飛行機での単独搭乗拒否に遭遇したが、フィンランド、ラトビアでは、何の問題も、気兼ねもなく飛行機に乗れた。

空港からタクシーに乗り、目星をつけていた安ホテルへ。しかし階段。もう一つの安ホテルも階段。ガイドブックには記載されていなくても、駅前なのでホテルは幾つかあるだろうと探し歩く。2つの中級ホテルがみつかったが、またもや階段なのでNG。30分も歩き回ると疲れてきた。時刻は夜10時。夏の日は長いとはいえ、太陽は落ちてしまった。

ホテルが見つからないのは想定の範囲内。駅かバスターミナルに荷物預り所があるはずなので、そこにリュックを預け、野宿することに。旧市街と新市街の間に川が流れており、川沿いに綺麗な公園がある。そのベンチで寝よう。寝袋がなくても、温かいので大丈夫。寒くなればフリースを着ればいい。

駅前の交差点。さあ信号を渡ろうかと思うと、右手のビルから外国人らしき若者が出てきた。何かが引っ掛かった。ビルのドアを見てみると、HOSTELの文字。ビルに段差もない。恐る恐るドアを開けて中に入るとエレベーターがあり警備員がいる。ホステルか?と尋ねるので、宿泊客のふりして無言で首を傾けた。やった!ホステルがあるぞと心で喜び勇んでエレベーターに乗った。

ビルの5階に、ホステルがあった。一年前にオープンしたばかりで新しい。段差は一つもない。部屋は清潔。値段は2500円。共同トイレとシャワーも広い。階下にはネットカフェ。駅前の立地。しかも6人部屋を独占利用。最高の宿が見つかった。

眠りに落ちた夜の1時30分。ガヤガヤと部屋に誰かが入ってきた。ドイツ人らしき2人組。なんて時間にチェックインしてくるのだろう。電気をつけず、物音をできるだけたてないように最低限の気をつかってくれたが、こんな時間にチェックインしてくるとは。。。眠りを妨げられた。甘くないっす。

翌朝。珍しく2時間ほど雨が降った。気温も低かった。公園で寝ていたらどうなっていたかな? 

リガの旧市街も世界遺産。車イスでも観光しやすい。中世世界へプチタイムスリップ。リガは、バルト3国でダントツで一番の都会。旧ソ連という感じがほとんどしない。文化的にドイツやスカンジナビアに近いとは、知らなかった。

EU加盟基準にバリアフリーもあるのか、街中を走るバスは、ほとんどノンステップバス。全く普及が進まない日本が情けなくなった。豪華な福祉施設より交通手段を何とかすべきです。バルト3国でバリアフリーへの取組も見られたのには正直驚いた。ロシアは何もしてないというのに。

とはいえ、路上には多くの障害をもった人や高齢者の物乞いを見かけます。心や制度、就労のバリアフリーはこれからのようでした。 


食事

貧乏性の私は、ついつい安食堂を探してしまう。特に一人旅のときは良いレストランで食べても寂しいから、地元民がさくっと食べるところに入る。共産主義時代からの国一番の大きな市場にある食堂街。メニューが並べられているので注文も簡単。値段も安い。でも量が多いだけで味はイマイチ。

  

美味しかったのは、駅前ビルにあるレストランのサラダ。色とりどりの野菜と、ドレッシングが美味しい。量り売りでした。

 

似たような、ちょっと新しいお洒落なビュッフェレストラン。やっぱりサラダがとても美味しい。魚のピカタ、ボルシチも一緒に食べました。うーん満足。

こちらは、ちょっと値段の高い食堂での、ほうれん草とカニのスープ。フランス風。とっても美味しい。ロシアや旧東欧ではどこもスープが美味しい。バルト3国もしかり。


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