フランス アルプス (2)
2011/08
紺碧のニース / フランス
コートダジュール ポルトガルから、南仏ニースへと飛んだ。深夜到着。飛行機を最後に降り、ターンテーブルへと行くと職員は全員帰宅。警備もいなくなった。治安がいい証拠だろう。空港の外に出て、歩いて予約したホテルへ移動。 でも、液晶画面は高くて、車いすでは画面が見えない。操作できない。日本でも銀行ATMやコピー機が、高かったり、画面が見えなくて、操作できずに困ることがあります。偶然、警備員が通りかかり、あわてて捕まえ、チェックイン操作をしてもらった。暗証番号も伝えて。
翌朝、セレブ感が漂う空港でレンタカー。手動装置をつけて私が運転するので、オートマチックを借りた。ルノー 「メガーヌ」のハイブリッド車だった。新しい! 日本車以外でも、続々と色んな自動車が発売されているんですね。 初めてのハイブリッド車の運転。まず燃費がとてもいいことに驚いた。満タンで1000キロ走るのだから、給油の手間が省けるのはとてもいい! 走りの良さにも驚いた。何の違和感もない。使いやすく、加速も減速もスムーズで、とても良い自動車だった。アルプスの峠を幾つも越えたが、カーブに吸いつくような走りは、ストレスを感じなかった。 さて、ニース中心部の公共地下駐車場にレンタカーをとめて、市内観光へ。車いす用の駐車スペースがたくさんあったので、そこに停めた。本来なら、フランスの駐車許可証が必要だが、外国人旅行者と書いた車いすステッカーを持参した。 ニース現代美術館は無料。素晴らしい。展示物も多い。質も高い。いいなあ。さすが芸術の国。 広場に、美味しそうな生牡蠣屋さんがあったので入ってみた。白ワインで乾杯。店の雰囲気もバッチリ! この白ワインが最高。専門店が、牡蠣にあうのを選んでいるのですから。 生牡蠣だけでは、ちょっとお腹は膨れないので、ニース名物の「ソッカ」を購入。ジャガイモのピザ、チーズ無し。素朴な味。小腹を満たすのにピッタリ。ホクホクの焼き立てが抜群に美味しい。 旅の魅力は、散策だと思います。ニースは古い街。裏手の旧市街に、路地裏がたくさんあり、レストランや土産屋、露天が並ぶ。この路地裏を歩くだけで飽きません。何百年も歴史ある建物に、おしゃれな店も混じり、人々の活気がある。 カフェのランチ。サンプルを出してくれると外国人には、注文しやすいですよね。フランス語のメニューだけでは、なかなか自分の食べたいものを注文できないですから。それにしても、ボリュームたっぷり。 美味しそうなケーキ屋がありました。おもわずプリンタルトを購入。甘いものが好きなんです。私。 路地裏を抜けて海岸に出ると、そこは写真で見たことのあるコートダジュール。地中海の海。まさしく紺碧の海。これほどまでに深い青色は見たことがない。そして砂浜ではなく、玉砂利なのも特徴。 泳いだり、ビーチで寝転がることはしなかったが、上半身裸になって、地中海の日差しを浴びる。湿気がないし、海風もあるので、とても気持ちいい。 写真やテレビと生(ナマ)は違う。乾燥した空気、明るい日差し、好き通る風、街の匂い、トップレスも多数で開放的、笑い声、穏やかな雰囲気。世界で最も美しいビーチといわれるのも納得。異論なし。 これからは、同行者の写真です。車いすでもビーチに降りれる場所はありましたが、基本的には階段。ビーチも石でガタガタ。 優雅ですね。石のビーチ。砂が水着に入ったりしないので、それも良いかも。 ニース。街は都会で何でもある。活気がある。芸術もある。食事もうまい。自然も豊か。暮らしてみたい素晴らしい場所ですね。ただ問題が。。。家賃です。皆が住みたいからね。。。 |