南部アフリカ 未訪問国巡り(3)
2015/07
ビクトリアの滝/ジンバブエ
歩いて滝へ ビクトリアフォールズの町は、滝に隣接している。観光で発展したところ。産業は観光のみ。ホテル、土産物屋、それに関わる地元民たちの家や商店だけの小さな町。ホテルから、簡単に歩いて滝へいける。1キロぐらい。個人旅行者の多くは歩く。タクシーで行くことも可能。滝は渓谷になっているので、往路は下り坂。
滝への道には、珍しく歩道が整備されています。バスやトラックが通ったり危ないですから。
バスの駐車場、タクシーの待機場、土産物さんを通り抜けて、入口へ。階段の横に急ですが、スロープが整備されていました。有り難い!さすが世界遺産!
車いすでの滝観光。完全OK! ただし車いすトイレは無し。 入場料は30ドルと、ちょっと高い!ビザ代も高い。観光しか収入源がないのかな、政府は。さて、ビクトリア滝の説明看板。世界三大瀑布の比較。高さが一番。すべてを訪問しましたが、個人的には、イグアス滝がダントツで一番凄いと思う。
中に入って、滝へと歩く。遊歩道は段差がなく快適。
あっけなく滝へ到着。こちらは2番展望台あたり。
16個の展望台にすべて車いすでアクセス可能。1つだけ階段で降りるが、上から見れる。
記念撮影。
1番から順番に展望台巡り。遊歩道は舗装され段差がなく整備。番号が大きくなるにつれ、濡れやすくなります。レインコートは必須。
1キロ以上の遊歩道。色んな角度から、幅広の滝を眺めます。
少し傾斜のきつい坂もあります。そんなときは、周りの観光客に頼んで車いすを押してもらいます。地面が濡れている場合があるので、スリップに注意が必要。
13番の展望台かな。開放的で気持ち良いです。でも濡れます。
滝を眺める最後の展望台15番へと続く道。ここが一番濡れます。水蒸気で景色は見れません。
滝観光は、水のない時期(9月~12月)が良いかも。景色と滝のスケールは分りやすい。雨季は濡れまくって、雲がかかって見にくいと思う。
最後の16番展望台。国境にかかるビクトリア橋です。明日ここを渡ってザンビアに入国します!
滝の案内図。16個の展望台すべてに、車いすでアクセス可能ですよ!
ジンバブエ飯 滝を見た後、市内でローカルレストランを探す。フフ?と牛肉シチュー&ほうれん草、典型的なアフリカ飯。3ドル。フフは右写真のようなイネ科を粉にして、練ってから蒸します。各地域によって素材は異なる。味のない蒸しパンみたな感じ、柔らかい食感。手でちぎってシチューにつけて食べます。
夜飯は、ファストフードのピザにした。世界中どこでもピザは人気です。味はいたって普通で単純。 前夜の夕食。宿泊したホテルのレストラン。ワニのステーキ200グラム12ドル。ビールは2ドル。wifiが部屋では繋がらずレストランかロビーだけなので、ゆっくり食事をしながらネット接続。すると裸の民族衣装をきた男性たちが歌いながら登場。10分ほどのショーをして、チップやCD販売。とても良いサービスですね。私も1ドルチップ。各ホテルを廻っているのでしょう。翌日も来てました。
アフリカンダンス。その動画をお楽しみください。
ジンバブエの経済 ジンバブエは通貨が、USドルなので、旅行時はドル高だったので、物価が高く感じた。南アフリカのランドにしなかったのは政治的理由なのか?わからない。ドルのため、南アフリカの物価に比べても高い。でも、人件費は安い。失業者も多い。 ソフトクリームを、0.5ドルで買ったら、お釣りが50セントではなくて、6ランド(60円)のコインだった。ドルの使用はお札だけ。よってスーパーや商店でも1ドル刻みの料金設定が多い。南米エクアドルでも通貨はUSドルだったが、コインは自国生産のものを使っていたが、ジンバブエはランドだった。。。 モザンビークで見たアルジャジーラのドキュメンタリーによると、ジンバブエの失業率は85%。HIVと、ドラッグ依存問題が深刻らしい。ドラッグは1錠30セント。酒よりも安い価格。ハイになれる。人生を忘れられる。中毒になる。廃人になる。儲かるのは元締めと薬の製造会社。 ど観光地の町しか訪問していないので実際に治安の悪さなどは見る機会はありませんでした。それでも、暇な若者が、昔のジンバブエ紙幣をしつこく販売にきたり、うっとおしい人は多かった。仕事がないんでしょう。 |